太陽光パネル洗浄ロボット
昨今の自然エネルギー需要の需要と、それに伴うソーラーパネルの導入が各地で進められる中、ソーラーパネルの寿命や清掃を考慮した設置・メンテナンスが重要な課題となってきております。
私たち共伸でも、ソーラーパネルの設置だけでなく、清掃を含めたメンテナンスのご相談をいただくことが多くなってきております。
ソーラーパネル導入された企業様は、清掃の手間や人件費等の問題で頭を悩ませているとの内容です。
このようなソーラーパネル清掃のコスト問題に対処するため、当社では、「太陽光パネル洗浄ロボット」を導入して改善・対策を図るため「自然エネルギー メンテナンス事業部」を立ち上げることになりました。
トンネル工事、土木施工に関わらず、自然エネルギーの導入、そしてソーラーパネルの清掃でお悩みの企業様にとって価値の高いご提案を当社では、今後も続けていきたいと考えております。
太陽光パネル洗浄ロボットを導入するメリット!

中津市本耶馬溪町跡田(羅漢寺近く)の太陽光パネル

太陽光パネル洗浄ロボットによる清掃作業実演
「太陽光パネル洗浄ロボット」による洗浄実例
2015年9月25日、中津市本耶馬溪町跡田(羅漢寺近く)の有限会社中島石油が設置した太陽光パネルで「産業用太陽光パネル洗浄機」の見学会を開催しました。
この太陽光パネル洗浄機は、屋外に設置されている産業用太陽光パネルなどに付着した、鳥の糞や落ち葉、黄砂、火山灰などをラジコンによるリモートコントロールで効率良くパネルの清掃を行うもので、発電効率の低下を防ぐことができます。
従来の人力による高圧洗浄やブラッシングに比べ、“人件費の節約”はもちろんのこと“作業の速さ”と“安全性を重視(高所作業を地上作業に置き換えることで労災の危険性を減らすことも出来る。)”し、コストパフォーマンスにも優れています。
太陽光パネル自体の平均寿命は20年と言われていますが、パネル表面に埃・砂・落ち葉などが堆積すると発電力が低下します。
それらの堆積物はホットスポット発生の原因となり、パネルを加熱させ損傷することもあります。
作業効率の例として、人力で1MWのファーム(6,000㎡、4,000枚)を清掃する場合、2人で約11日間(※)掛かると想定されます。
この「太陽光パネル洗浄ロボット」を使うと、オペレータとアシスタントの2名が僅か1日~1日半で清掃することができ、従来の手作業の5倍~10倍の早さで作業を行うことができます。
もちろんロボットなので、“疲れず”“常に同じ作業品質を保つ”ことができ、手作業に比べ丁寧にパネルの隅々まで綺麗にすることが可能です。
今回の見学会には、株式会社九電工や大分県内でソーラーパネルを施工した業者など約30人が参加しました。
参加者らは清掃の操作を見学した後、実際にリモコンを操作し、綺麗に清掃されたパネルに驚いていました。
株式会社九電工中津営業所の三宮副所長は「施工から1年半でこんなにパネルが汚れる」ことを知り驚いていました。
清掃後の発電効率については、3%もアップしており、定期的なパネルの清掃は必要だと実感していました。
「耶馬渓でこの実績であれば、他の場所で設置されている年数の長いソーラーパネルでは、もっと効果は高いでしょうね!」という意見でした。
このように「産業用太陽光パネル洗浄機ロボット」を使用することで、“人件費の節約”“作業の速さ”“安全性の重視”を全て叶えることが可能です。
太陽光パネルを設置されている方は是非一度、お問い合わせください。
(※)発電施設の場所や汚れの状況により作業日数は8日間~2週間で変動します。